チムスピは急反発、第2四半期営業損益予想を上方修正
チームスピリット<4397>は急反発している。11日の取引終了後、第2四半期累計(23年9月~24年2月)連結業績予想について、営業損益を2億円の赤字から1億円の赤字~8000万円の赤字(前年同期2200万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は概ね計画通りに進捗していることから21億2000万円(前年同期比15.7%増)の従来見通しを据え置いたものの、ARR(年間経常収益)成長のために必要な投資は継続しつつ、経営の効率性を高めるために一部の成長投資、採用計画を見直すことが要因という。なお、通期予想は売上高のみ開示しており、44億円~45億円(前期比15.5~18.1%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第1四半期(9~11月)決算は、売上高10億4300万円(前年同期比17.0%増)、営業損益4800万円の赤字(前年同期2300万円の赤字)だった。大手企業向けライセンス売上高が売り上げ増を牽引し、プロフェッショナルサービス売り上げも堅調に推移した。