サーバワクスが急反騰、第3四半期は大幅営業増益で通期計画上回る
サーバーワークス<4434>が急反騰している。前週末12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算が、売上高198億200万円(前年同期比65.5%増)、営業利益7億1900万円(同47.0%増)、純利益5億600万円(同16.9%増)と大幅な増収増益となり、通期計画の営業利益を上回ったことが好感されている。
既存顧客からの継続的な受注や大口顧客のAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)利用料の増加によりARPU(1社あたり平均売上高)が堅調に推移するとともに、新規顧客の獲得もあってアカウント数も増加し、ストックビジネスであるリセール売上高が大幅に伸長した。また、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復や更なるクラウド需要の加速に伴い、顧客獲得と受注が堅調に推移したクラウドインテグレーションも好調だった。
なお、24年2月期通期業績予想は、売上高254億9500万円(前期比47.4%増)、営業利益5億3600万円(同2.8%減)、純利益3億5400万円(同21.8%減)の従来見通しを据え置いている。