ADプラズマが大幅続落、第1四半期営業利益は7割減で着地
アドテック プラズマ テクノロジー<6668>が大幅続落している。前週末12日の取引終了後に発表した第1四半期(23年9~11月)連結決算が、売上高24億400万円(前年同期比20.8%減)、営業利益1億7400万円(同69.9%減)、純利益1億1400万円(同75.7%減)と、大幅な減収減益となったことが嫌気されている。
主力の半導体・液晶関連事業で低調な受注環境が続いたほか、顧客からの製品出荷時期の後ろ倒し要請があった。また、研究機関・大学関連事業も前期から引き続きシリコンウエハー引上用装置向け電源の出荷などはあったものの、定期点検などの保守サービス案件が少なく低調に推移した。
なお、24年8月期通期業績予想は、売上高128億円(前期比2.4%増)、営業利益24億3000万円(同8.1%増)、純利益17億円(同1.3%増)の従来見通しを据え置いている。