インテリクスが急反発、上期営業利益27%増益と40万株を上限とする自社株買いを好感
インテリックス<8940>が急反発している。前週末12日の取引終了後に発表した第2四半期累計(6~11月)連結決算で、売上高226億7000万円(前年同期比26.5%増)、営業利益2億3900万円(同26.8%増)、純利益7200万円(前年同期3000万円の赤字)と大幅増益となったことが好感されている。
主力のリノベーション事業で、リノヴェックスマンションの販売件数が前年同期比11.6%増の652件と伸長したほか、平均販売価格も同9.5%増の2856万円に上昇したことが牽引した。また、収益物件の売却やホテル事業の回復も増益に寄与した。
なお、24年5月期通期業績予想は、売上高485億4300万円(前期比17.7%増)、営業利益7億6900万円(同8.4%増)、純利益2億4700万円(同2.5倍)の従来見通しを据え置いている。
同時に、上限を40万株(発行済み株数の4.48%)、または2億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。取得期間は1月15日から4月30日までで、今後の経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を行うために実施するとしている。
最終更新日:2024年01月15日 12時32分