三機サービス---2Qは2ケタ増収・大幅な増益、メンテナンス事業が好調に推移

材料
2024年1月15日 14時29分

三機サービス<6044>は12日、2024年5月期第2四半期(23年6月-11月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比52.7%増の96.06億円、営業利益は同450.9%増の4.35億円、経常利益は同448.3%増の4.42億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同351.7%増の2.77億円となった。

当第2四半期累計期間については、前期より始まった大口取引先のトータルメンテナンスサービスや大口の空調設備改善工事が順調に推移したことが、売上の増加に大きく寄与した。また、付加価値の高い環境ソリューションサービスにおける省エネ工事が、新型コロナウイルスの規制緩和が進んだことにより本格再開でき、増加傾向にある。加えて、2022年12月1日より新しく連結対象となった兵庫機工の影響もあり、売上高は増収となった。従来の強みである、幅広い空調・給排水メンテナンス・工事に対応できる技術力、全国どこでも対応できるエリア拡大、また過去から地道に実績を積み上げたこと等により、今期は主に小売業の既存顧客に評価され、受託エリアや管理店舗数拡大などの好影響があった。また、工事進行基準の適用案件が想定以上に進捗し計上が前倒しとなったことや、同社サービスエンジニアがメンテナンスだけではなく多種多様な空調工事にも対応できる多能工化のさらなる進化、加えてこれまで取り組んできた粗利改善・M&Aなど各種プロジェクトの効果によって生産性が上がり、売上総利益は前年同期比53.3%増の20.86億円となった。また、販売費及び一般管理費は、中期経営計画を見据えての人的投資・人材育成に積極的に取り組んだことによる人件費の増加等により、同28.7%増の16.50億円となった。これらの結果、各段階の利益は増益となった。

メンテナンス事業の売上高は前年同期比37.9%増の86.75億円、セグメント利益は同414.5%増の4.06億円となった。

建設関連製品サービス事業の売上高は9.31億円、セグメント利益は0.28億円となった。

2024年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比21.5%増の179.00億円、営業利益が同26.7%増の7.29億円、経常利益が同26.4%増の7.32億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.9%増の4.70億円とする期初計画を据え置いている。

《HH》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.