トリプルアイズ---1Qは2ケタ増収、EBITDAが黒字転換

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2024年1月16日 10時24分

トリプルアイズ<5026>は12日、2024年8月期第1四半期(23年9月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比63.3%増の8.77億円、営業損失が0.72億円(前年同期は0.10億円の損失)、EBITDAが0.11億円(同0.01億円の損失)、経常損失が0.30億円(同0.09億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.25億円(同0.10億円の損失)となった。

AIソリューション事業の売上高は前年同期比24.9%増の6.71億円、セグメント損失は0.02億円(前年同期は0.09億円の損失)となった。AI、IoT、DXに係る開発、WEBシステム開発やAIZE関連請負開発に関する売上高は安定的に推移した。また、AIZEプロダクトについては、アルコール検知の義務化に伴う特需の影響を受け、売上高が大きく伸長した。一方、エンジニア人材強化や広告宣伝活動のための先行投資を実施している。また、当セグメントのうち、SI部門における経営上の指標であるエンジニア単価については605千円(前年度比0.7%減)、エンジニア人数については756人月(前年度比26.8%の進捗)、AIZE部門における経営上の指標である拠点ID数は5,801件(前年度末比78.5%増)と大幅増となった。

GPUサーバー事業の売上高は2.06億円、セグメント損失は0.28億円となった。ゼロフィールドの子会社化によりGPUマシン販売・保守管理を軸とした事業として、当第1四半期より開始した。マシン販売・保守管理に関する売上高は想定通り推移した。一方、大型ロットのマシン販売を第2四半期以降に見込んでいることから、第1四半期の事業運営に係る費用のうち、固定費の割合が高く、第1四半期においては利益の創出には至らなかった。

2024年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比72.4%増の40.45億円、営業損失が0.96億円、経常損失が0.86億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.87億円とする期初計画を据え置いている。

《SO》

提供:フィスコ

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