テイツーは急反落、第3四半期営業利益が減益に転じる
テイツー<7610>は急反落している。15日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年3~11月)連結決算で、営業利益が11億800万円(前年同期比11.7%減)となり、上期の営業増益から一転して営業減益となったことが嫌気されている。
売上高251億3000万円(同15.8%増)となった。ゲーム商材やトレカ商材が好調に推移し売上高は2ケタ増となったものの、新品ゲームの大幅な反動減に加えて、中古トレカの相場変動により売上総利益が軟化したことが響いた。また、新規出店と最低賃金上昇による人件費の増加、売上高の増加に比例したキャッシュレス決済利用増に伴う支払い手数料の増加など各種販管費の増加も利益を圧迫した。
なお、24年2月期通期業績予想は、売上高343億円(前期比9.7%増)、営業利益18億円(同15.6%増)の従来見通しを据え置いている。