新興市場銘柄ダイジェスト:ベースフードはストップ安、売れるネット広告がストップ高

材料
2024年1月16日 15時41分

<2936> ベースフード 411 -100

ストップ安。24年2月期の営業損益予想を従来の4.27億円の赤字から10.99億円の赤字(前期実績9.70億円の赤字)に下方修正している。一部商品の自主回収で一時的に商品廃棄損が増加した結果、売上総利益が減少したため。第3四半期累計(23年3-11月)の営業損益は5.05億円の赤字(前年同期実績7.84億円の赤字)で着地した。自社ECの好調などで売上高が前年同期比60.7%増の115.65億円に伸び、赤字が縮小した。

<5026> トリプルアイズ 755 +100

ストップ高。公営競技の企画などを手掛ける日本トーター(東京都港区)と業務提携したと発表している。同社は投票業務システムのほか、公営競技や中央競馬向けの各種製品などを提供している。トリプルアイズが独自開発した画像認識プラットフォーム「AIZE」のAI顔認証技術を利用したソリューションを日本トーターに提供し、ボートレースや競輪、オートレース、地方競馬の公営競技分野や中央競馬分野で協力関係を築く。

<9211> エフ・コード 2581 +316

一時ストップ高を付け、年初来高値を更新している。LTV(顧客生涯価値)サイエンス事業のBINKS(東京都文京区)の株式を取得し、連結子会社化すると発表している。取得価額は25.53億円で、異動後の所有株式数は8万5000株(議決権所有割合85.0%)。株式譲渡実行日は17日の予定。BINKSは機械学習を用いた高度なデータ分析・運用力でクライアントのLTV最大化を支援しており、子会社化で自社グループの顧客価値最大化を図る。

<9235> 売れるネット広告 949 +150

ストップ高。子会社としてD2C(ネット通販)業界特化型M&A仲介事業に関するサービス提供を行う「売れるD2C業界M&A社」を設立し、新たな事業を開始すると発表している。事業開始は2月の予定。D2C事業者は増加傾向にあるものの、資金不足や人材不足で撤退する事業者が増加しており、M&A仲介事業で適切でスピーディーなマッチングを実現することで成長局面にある事業者を支援するという。

<4270> BeeX 3895 +330

大幅に続伸。24年2月期の営業利益予想を従来の4.27億円から5.74億円(前期実績4.03億円)に上方修正している。クラウドインテグレーション売上高が大型案件の獲得などで想定よりも好調だったため。また、クラウドライセンスリセール売上高も円安基調が追い風となり、当初想定よりも上振れている。営業部門や管理部門の人員増強で販管費も膨らむものの、売上高の伸びが上回って利益を押し上げる見通し。

<4267> ライトワークス 1047 +51

大幅に続伸。24年1月期の売上高予想を従来の30.81億円から31.87億円(前期実績26.40億円)に上方修正している。LMS(学習管理システム)市場が成長し、旺盛な需要があったため。営業利益予想は2.34億円(同2.03億円)で据え置いたが、純利益予想は1.58億円から2.00億円(同1.36億円)に引き上げた。併せて期末配当予想を従来の24.00円から32.00円(前期末実績9.00円)に増額修正している。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.