株価指数先物【昼】 上海証取が日本株ETFの過熱警告で利食い強まる

市況
2024年1月17日 11時51分

日経225先物は11時30分時点、前日比150円高の3万5800円(+0.42%)前後で推移。寄り付きは3万5800円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万5855円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。東京エレクトロン <8035> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が日経平均株価をけん引するなか、現物の寄り付き直後には節目の3万6000円を回復した。さらに日経平均株価が1月のSQ値(3万6025円97銭)を突破すると、ショートカバーを交えた流れのなか、日経225先物は中盤にかけて一時3万6240円まで買われた。ただし、その後は一気に軟化しており、終盤にかけて3万5670円まで上げ幅を縮めた。

日経225先物は3万6240円まで急伸した後は、急速に伸び悩む展開となった。指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する一方、香港ハンセン指数が一時2%を超える下落となったほか、上海証券取引所が上場する日本の上場投資信託(ETF)の売買を一時停止したと伝わった。売買停止は過熱を警告するための措置であり、これが利食いのきっかけとなったようだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.20倍に低下した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が買われるなか、朝方には一時14.28倍まで上昇する場面も見られた。ただし、終盤にかけてはNTロングを巻き戻す流れとなった。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.