【市場反応】米12月小売売上高、予想上回りドル続伸
米商務省が発表した12月小売売上高は前月比+0.6%となった。伸びは11月+0.3%から拡大し9月来で最大。国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車・建材・給油・食品を除いた小売売上高は前月比+0.8%。11月+0.5%から伸びが予想外に拡大し、7月来で最高。
同時刻に発表された米12月輸入物価指数は前月比0%と、予想外に11月-0.5%から改善。米1月ニユ―ヨーク連銀サービス業活動は-9.7と、5カ月連続のマイナスも12月-14.6%から改善した。
予想を上回る小売売上高の結果を受けて、米国債相場も続落。10年債利回りは4.11%まで上昇した。ドル買いも強まり、ドル・円は147円74銭から147円98銭へ上昇。ユーロ・ドルは1.0879ドルから1. 0852ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2675ドルから1.2643ドルまで下落。
【経済指標】
・米・12月小売売上高:前月比+0.6%(予想:+0.4%、11月:+0.3%)
・米・12月小売売上高(自動車除く):前月比+0.4%(予想:+0.2%、11月:+0.2%)
・米・12月輸入物価指数:前月比0%(予想:-0.5%、11月:-0.5%←-0.4%)
・米・1月ニユ―ヨーク連銀サービス業活動:-9.7(12月-14.6%)
《KY》