ブリンケン国務長官、ダボスからの帰途で足止め ボーイング機に不備

市況
2024年1月18日 2時40分

ブリンケン米国務長官はきょう、スイスのダボスから帰国の途に就いたが、搭乗機に重大な不具合が見つかったことで予定の変更を余儀なくされた。ブルームバーグが伝えた。

長官を含む一行は、ダボスからチューリヒまでヘリコプターで移動。そこでボーイング737型機に搭乗したが、同機の飛行は危険と判断されたことを知らされた。以前に検知されていた酸素漏れの問題が修復されていなかったという。

結局、より小型のジェット機が長官の帰国のためにブリュッセルから飛ばされたが、側近の多くや同行記者団らは民間機でワシントンに移動しなくてはならなかった。

航空機の機体不具合は珍しいことではないが、今回の不備はボーイングにとってタイミングの悪い時期と重なった。同社では1月5日にアラスカ航空機で発生した事故を受け、737MAX-9の多くが地上待機となっている。

出所:MINKABU PRESS

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