NY為替:ドル強含み、良好な米経済指標を受けて早期利下げ観測は一段と後退

通貨
2024年1月18日 7時32分

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円69銭から148円52 銭まで上昇し、148円19銭で引けた。米12月小売売上高や1月NAHB住宅市場指数が予想を上回る伸びとなったため、3月の利下げ観測が大幅に後退。金利上昇に伴いドル買いが加速した。米地区連銀経済報告(ベージュブック)で雇用や物価の伸びが鎮静化したことが明らかになり、ドル買いが一段落した。

ユーロ・ドルは1.0845ドルへ下落し、1.0883ドルまで上昇し、1.0882ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が市場の過剰な利下げ観測を払拭する発言を受けユーロが底堅く推移。ユーロ・円は160円56銭から161円30銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2639ドルへ弱含んだのち、1.2686ドルまで上昇した。英国の12月消費者物価指数(CPI)の伸びが予想以上に拡大し、英中銀の利下げ観測が後退しポンドが底堅く推移。ドル・スイスは0.8640フランから0.8685フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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