今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でドル売り縮小の可能性

通貨
2024年1月18日 8時15分

17日のドル・円は、東京市場では147円08銭から147円97銭まで上昇。欧米市場では147円57銭まで売られた後、一時148円52銭まで上昇し、148円18銭で取引終了。本日18日のドル・円は主に148円台で推移か。米長期金利の上昇を受けて目先的にリスク回避的なドル売りは縮小する可能性がある。

17日の米国債市場で債券利回りは上昇。この日発表された昨年12月小売売上高は市場予想を上回る好調な内容となり、3月利下げの可能性は一段と低下したことが要因。2年債利回りの上昇が目立った。この日の午後に米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告では、「前回報告以来、経済活動は大半の地区でほぼ横ばい」との見方が示された。また、「ほぼ全ての地区で労働市場の減速、5地区で物価の伸びが緩やかになった」ことも判明したが、市場で目立った反応は確認されなかった。市場参加者の間からは「3月利下げの可能性はほぼなくなり、年内の利下げは3回にとどまる」との声が聞かれている。

《CS》

提供:フィスコ

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