レーザーテクやアドテストがカイ気配スタート、TSMC決算後の欧米半導体株高が波及
レーザーテック<6920>とアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連の一角がカイ気配スタートとなった。半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が18日、決算発表にあわせ、24年12月期の売上高が前期比で2割台前半の増加となる見通しを示した。これを受け、同日の欧米市場では半導体関連需要の先行きに対する前向きな見方が広がり、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%を超す上昇となった。東京市場でも半導体関連株への資金シフトの流れが波及。TSMCの決算説明会において熊本工場での量産を24年10~12月期中に開始する方針が示されたことも、投資家の関心を一段と引き付ける形となったようだ。