ネクスGが安い、今期最終黒字転換予想も収益回復モメンタムへの物足りなさを意識
ネクスグループ<6634>が安い。18日の取引終了後、23年11月期の連結決算発表にあわせ、24年11月期の業績予想を開示した。最終損益は1億5300万円の黒字(前期は6億5700万円の赤字)を見込む。黒字転換を計画するものの、収益の回復モメンタムに対し、物足りなさを意識した投資家の売りが株価の重荷となったようだ。
24年11月期の売上高は前期比89.3%増の15億1700万円を見込む。構造改革の実施などを背景に前期は大幅な減収となったが、今期はメタバース・デジタルコンテンツ事業で新たな販売ルートや販売チャネルの開拓に注力する。暗号資産・ブロックチェーン関連事業ではトークンエコノミーの形成と価値向上に引き続き取り組む方針を示している。