10万円以下で買える、大幅増益&低PER 22社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証プライム上場企業では291銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比10%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比10%以上増益、(3)予想PERが10倍未満――を条件に投資妙味が高まる22社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは19日現在)
なお、21日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐ 予想
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PER
<8714> 池田泉州HD 32500 30.2 15700 8.6
<9831> ヤマダHD 44580 10.1 55100 9.6
<7211> 三菱自 45240 15.4 210000 4.8
<2445> タカミヤ 48500 49.2 3580 9.3
<8897> ミラースHD 49200 152 12700 6.4
<3675> クロスマーケ 54900 54.3 2900 5.9
<3864> 三菱紙 55600 143 7500 6.1
<5020> ENEOS 61140 55.4 400000 7.7
<4246> DNC 71300 242 9800 9.7
<3475> グッドコムA 72800 161 4673 6.5
<3978> マクロミル 76400 58.3 5900 9.1
<7184> 富山第一銀 77500 26.5 8000 9.8
<4220> リケンテクノ 84800 13.0 9000 9.0
<7241> フタバ 87000 80.2 14000 7.8
<4188> 三菱ケミG 89900 56.6 263000 9.5
<5932> 三協立山 90300 60.9 5500 9.4
<7820> ニホンフラ 92100 22.0 3250 9.1
<6638> ミマキエンジ 92400 13.0 4280 8.4
<4275> カーリットH 92800 16.8 3400 8.5
<3941> レンゴー 94020 70.8 49000 7.3
<5830> いよぎんHD 95900 12.0 47500 9.1
<3245> ディアライフ 96200 21.3 7500 8.3
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、予想PERは倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
株探ニュース