ICT関連などしっかり=米国株序盤
きょうのNY株式市場でダウ平均は100ドル超の上昇で始まった。前日比は、ダウ工業株30種平均が17.23ドル高の3万7485.84ドル、ナスダック総合指数が64.58高の1万5120.23。
トラベラーズの第4四半期一株当たり利益がアナリスト予想を上回ったことで、時間外から上昇。ダウの上昇寄与度トップとなった。独立系投資銀行アドバイザリーのエバーコアが投資判断を引き上げたIBMも堅調な動きを見せている。
マクドナルド、セールスフォースなども堅調な動き。ゴールドマンサックスが軟調。ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスも安い。30銘柄中14銘柄が上昇、16銘柄が下落と、売り買いはまちまち。
GAFA関連では、メタ(フェースブック)がしっかり。半導体大手AMD、エヌビディア、アルファベット(グーグル)などもしっかりでICT関連に強さを感じさせる展開。
米国の3月の利下げ期待は50%台で落ち着いている。短期金利市場では利下げと据え置きが拮抗している状況。期待先行で動きがちな市場動向から考えると、据え置きの見通しがかなり強まっているという印象を与える。
アップル<AAPL> 189.26(+0.63 +0.33%)
アルファベット<GOOG> 146.81(+1.82 +1.26%)
メタ・プラットフォームズ<META> 381.77(+5.64 +1.50%)
AMD<AMD> 164.16(+1.49 +0.92%)
エヌビディア<NVDA> 575.22(+4.15 +0.73%)
マクドナルド<MCD> 297.71(+3.35 +1.15%)
トラベラーズ<TRV> 210.10(+11.75 +5.95%)
セールスフォース<CRM> 276.47(+2.01 +0.74%)
ゴールドマン<GS> 373.01(-3.90 -1.03%)
ウォルグリーン<WBA> 21.68(-0.48 -2.14%)
IBM<IBM> 170.42(+3.58 +2.15%)