1月19日のNY為替概況
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、147円96銭から148円53銭まで上昇し、引けた。この日発表された米国の1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を大きく上回る上昇となり、10年債利回りが一時4.19%台へ急伸し、ドル買いが強まった。ただ、同1年期待インフレ率速報値は予想外に低下し、12月中古住宅販売件数も減少しており、その後は金利も落ち着き、ドル買いは後退した。
ユーロ・ドルは1.0866ドルから1.0896ドルでもみ合い、引けた。ユーロ・円は161円11銭から161円51銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.2661ドルへ下落後、1.2697ドルまで上昇。英国の12月小売売上高(自動車燃料含む)の予想以上の落ち込みを受けたポンド売りもみられた。ドル・スイスフランは0.8681フランから0.8705フランでもみ合った。
[経済指標]
・米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:78.8(予想:70.1、12月:69.7)
・米・1月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.9%(予想:3.1%、12月:3.1%)
・米・12月中古住宅販売件数:378万戸(予想383戸、11月:382万戸)
・カナダ・11月小売売上高:前月比-0.2%(予想:0.0%、10月:+0.5%←+0.7%)
《KK》