アルゴマが下落 週末にコークス製造工場で事故発生=米国株個別
(NY時間10:09)(日本時間00:09)
アルゴマ<ASTL> 8.75(-0.32 -3.57%)
鉄鋼のアルゴマ・スチール<ASTL>が下落。週末にコークス製造工場で事故が発生したと報告した。1月20日未明にユーティリティ配管を支える構造物が倒壊したという。
アナリストは「今回の事故により2024年半ばには、サードパーティから購入した高価格のコークスに悪影響が出る可能性がある」と指摘。また、施設修復のための設備投資が増加する可能性があり、同社は信用枠を拡大する必要がある可能性も指摘している。
また、直近の事故は過去18カ月間でコークス製造施設に関連する2件目の事故でもあり問題だとも述べた。
【企業概要】
北米の自動車・建設・エネルギー・防衛業界向けに、コイル状の薄板や厚板を含む熱間・冷間圧延鋼材を生産・提供する。半製品・完成品を幅広く手掛け、未加工品や、熱延コイル、焼鈍・完全硬化冷間圧延コイル、熱延酸洗・油洗製品、床板などの付加価値調質加工を施した製品も販売する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美