株価指数先物【昼】 日銀会合後を狙った先回り的な動き

市況
2024年1月23日 11時50分

日経225先物は11時30分時点、前日比260円高の3万6870円(+0.71%)前後で推移。寄り付きは3万6650円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万6650円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。直後に3万6590円と下落に転じたものの、現物の寄り付き後には3万6800円台を回復。買い一巡後は3万6680円~3万6800円辺りでの保ち合いを継続するなか、終盤にかけてレンジを上放れ、一時3万6910円まで買われた。

日経225先物は、概ねオプション権利行使価格の3万6750円を中心とした権利行使価格3万6625円から3万6875円とのレンジでの推移が目立っていた。終盤にかけてボリンジャーバンドの+2σ(3万6890円)を捉えており、日銀の金融政策決定会合の結果待ちのなか、先回り的にインデックスに絡んだ資金が流入したようだ。また、中国当局が相場支援策を検討との報道を受けて、香港ハンセン指数が3%を超える上昇となったことも材料視されていた。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.40倍に上昇した。ファーストリテイリング <9983> [東証P]が4万円台に乗せてきたほか、テルモ <4543> [東証P]、レーザーテック <6920> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均型をけん引した。昨年6月16日に付けた14.69倍を意識したトレンド形成のなか、NTロングが入りやすい。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.