本日注目すべき【好決算】銘柄 塩水糖、オービック、トーヨアサノ (24日大引け後 発表分)

注目
2024年1月25日 7時01分

1月24日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

塩水糖 <2112> [東証S]  ★今期経常を56%上方修正・14期ぶり最高益、配当も4円増額

◆24年3月期の連結経常利益を従来予想の13億円→20.3億円に56.2%上方修正。増益率が77.8%増→2.8倍に拡大し、14期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。精糖事業で実勢を踏まえた適正価格での販売を進めたことが収益押し上げる。

併せて、創業120周年記念配当3円と受取配当金の計上などによる特別配当1円を実施する形で、期末一括配当を従来計画の5円→9円(前期は5円)に大幅増額修正した。このほか、株主優待制度に長期保有優待を新設する。

WDI <3068> [東証S]  ★今期経常を一転32%増益に上方修正、配当も3円増額

◆24年3月期の連結経常利益を従来予想の9億円→12億円に33.3%上方修正。従来の1.3%減益予想から一転して31.6%増益見通しとなった。国内業績が想定より好調に推移し、売上高が計画を上回ることが寄与。円安進行で為替差益が発生することも利益を押し上げる。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→15円(前期は12円)に増額修正した。

オービック <4684> [東証P]  ★4-12月期(3Q累計)経常は15%増益、今期配当を40円増額修正

◆24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比15.0%増の612億円に伸びて着地。大手・中堅企業への新規顧客開拓が進み、付加価値の高い「OBIC7シリーズ」のシステム構築売上が堅調だったほか、クラウドソリューションを中心に運用支援・保守サービスが好調に推移したことが寄与。

併せて、今期の年間配当を従来計画の260円→300円(前期は250円)に増額修正した。

トーヨアサノ <5271> [東証S]  ★今期配当を15円増額修正

◆24年2月期の年間配当を従来計画の60円→75円(前期は50円)に増額修正した。堅調な業績推移などを踏まえ、株主への利益配分を増やす。

白洋舎 <9731> [東証S]  ★前期経常を20%上方修正・32期ぶり最高益更新へ

◆23年12月期の連結経常利益を従来予想の17.5億円→21億円に20.0%上方修正。増益率が29.0%増→54.8%増に拡大し、32期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。クリーニング事業とレンタル事業リネンサプライ部門の売上高が計画を上回ったことが寄与。構造改革による固定費圧縮や適正な経費管理に取り組んだことも上振れにつながった。

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