IBMが決算受け時間外で5%上昇 人員削減も予定=米国株個別

材料
2024年1月25日 7時00分

(NY時間16:49)(日本時間06:49)時間外

IBM<IBM> 182.71(+8.78 +5.05%)

IBM<IBM>が時間外で5%の上昇。引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株営業利益が予想を上回ったほか、売上高も予想を上回った。フリーキャッシュフロー(FCF)も予想を上回っている。通期の見通しでも予想を上回るFCFの見通しを示した。売上高は1桁台半ばの伸びを見込んでおり、予想を上回っている。

クリシュナCEOは「第4四半期はハイブリッド・クラウドとAIオファリングの継続的な採用が売上高の伸びをけん引した。AIに対する顧客の需要は加速しており、同社のワトソンクスおよび生成AI事業の受注は第3四半期から第4四半期にかけて約2倍に増加した」と述べている。

また、1桁台前半の割合での人員削減を予定していることも明らかにした。

(10-12月・第4四半期)

・1株営業利益:3.87ドル(予想:3.76ドル)

・売上高:173.8億ドル(予想:172.9億ドル)

ソフトウェア:75.01億ドル(予想:76.9億ドル)

コンサルティング:50.5億ドル(予想:51.1億ドル)

インフラストラクチャー:46.0億ドル(予想:43.5億ドル)

ファイナンス:1.75億ドル(予想:1.79億ドル)

・粗利益率(調整後):60.1%(予想:58.8%)

・FCF:60.9億ドル(予想:53.7億ドル)

(通期見通し)

・売上高:1桁台半ば(予想:3%増)

・FCF:約120億ドル(予想:109.2億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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