米GDP、ソフトランディングシナリオに沿った内容
日本時間22時半に発表になった10-12月期の米GDP速報値は前期比年率換算で3.3%と予想を上回った。個人消費も2.8%増と予想を上回り、GDPに貢献。一方、GDPデフレータは1.5%と予想を下回り、PCEコアデフレータは2.0%と予想と一致した。成長は予想以上に好調なものの、インフレは落ち着きつつあることを示し、ソフトランディングシナリオに沿った内容となっている。
この数字を受けて為替市場は売買が交錯している一方、米株式市場は時間外でポジティブな反応を示している。
*米実質GDP(速報値)(第4四半期)22:30
結果 3.3%
予想 2.0% 前回 4.9%(前期比年率)
個人消費
結果 2.8%
予想 2.6% 前回 3.1%(前期比年率)
GDPデフレータ
結果 1.5%
予想 2.4% 前回 3.3%(前期比年率)
PCEコアデフレータ
結果 2.0%
予想 2.0% 前回 2.0%(前期比年率)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美