アップル、EU向けアップストアとアイフォーン機能を全面的に見直し=米国株個別

材料
2024年1月26日 3時50分

(NY時間13:36)(日本時間03:36)

アップル<AAPL> 194.65(+0.15 +0.07%)

先ほどからアップル<AAPL>が戻り売りに押され、伸び悩む動きが出ている。同社はEU向けアップストアとアイフォーン機能を全面的に見直すと発表した。

同社はEUで提供するiOS、Safari、アップストアの歴史的な大改革に着手し、独占禁止法の新規則を課す予定のEU当局をなだめようとしている。

今回の刷新により、顧客は初めてアップストア以外からソフトウェアをダウンロードできるようになるという。また、別の決済システムを利用できるようになるほか、デフォルトのウェブブラウザをより簡単に選択できるようになるとも述べた。

3月に導入されるこの抜本的な変更は、EUの新たなデジタル市場法への直接的な対応となるが、それでも同社は、EUの裁判所を通じて、新規制に対する法的対抗手段を講じている。

今回の発表は、同社にとってもEUにとっても大きな出来事となる。アップストアの閉鎖的なデザインは、セキュリティの確保、ユーザーエクスペリエンスの保護、収益向上を目的とした、この技術の創設理念であった。EUにとってアップルの変更は、世界最大のハイテク企業の運営方法に有意義な改革を強制できるかどうかの過去最大の試金石となる。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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