三谷産業は後場急伸、樹脂・エレクトロニクス関連販売順調で24年3月期業績予想を上方修正
三谷産業<8285>は後場急伸している。午後0時30分ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を920億円から947億円(前期比4.7%増)へ、営業利益を10億5000万円から15億5000万円(同58.4%増)へ、純利益を10億円から18億5000万円(同92.6%増)へ上方修正したことが好感されている。
樹脂・エレクトロニクス関連事業で、自動車生産台数の増加により車載向け樹脂成形品の需要が回復したことに伴い販売が順調に推移していることに加えて、情報システム関連事業で、基幹システムの更新案件や大型のハードウェア案件にかかる売り上げが増加していることが要因としている。
同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)決算は、売上高695億6100万円(前年同期比5.4%増)、営業利益12億7800万円(同5.7倍)、純利益18億3500万円(同4.4倍)だった。