1月30日のNY為替概況

市況
2024年1月31日 5時10分

30日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円10銭まで下落後、147円93銭まで上昇し、引けた。

米11月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数が予想を下回ったため一時ドル売りが強まった。その後、米12月JOLT求人件数が予想を上回ったほか、米1月消費者信頼感指数も予想通り21年12月来の高水準となったため早期利下げ観測が後退し、長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.0857ドルまで上昇後、1.0828ドルへ反落し、引けた。

ドイツ10-12月期の国内総生産(GDP)がマイナス成長となったものの前期分が上方修正され2四半期連続マイナスを免れたため一時ユーロ買いが強まった。その後、ドイツ連銀のナーゲル総裁が「インフレは正しい方向に向かっている」としたほか、カザーク・ラトビア中銀総裁やブィチッチ・クロアチア中銀総裁によるECBの利下げを示唆する発言を受けてユーロ買いが後退。

ユーロ・円は159円63銭まで下落後、160円34銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.2640ドルから1.2687ドルのレンジで上下に振れた。

ドル・スイスは0.8608フランまで下落後、0.8643フランへ上昇した。

【経済指標】

・米・11月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+5.40%(予想:+5.80%、10月:+4.88%←+4.87%)

・米・11月FHFA住宅価格指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、10月:+0.3%)

・米・12月JOLT求人件数:902.6万件(予想:875万件、11月:892.5万件←879.0万件)

・米・1月消費者信頼感指数:114.8(予想:114.8、12月:108.0←110.7)

・米・1月ダラス連銀サービス業活動:-9.3(12月―8.8)

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.