きちりHDは大幅反発、既存店売上高伸長続き24年6月期業績予想を上方修正
きちりホールディングス<3082>が大幅反発している。30日の取引終了後、24年6月期の連結業績予想について、売上高を135億円から138億円(前期比26.1%増)へ、営業利益を5億円から7億8000万円(前期8300万円の赤字)へ、最終利益を2億円から3億5000万円(同2億5300万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症への行動制限緩和による経済活動の正常化に伴う、個人消費意欲の高まりやインバウンド需要の回復により、来店客数は対前期比を上回って推移しており、既存店売上高が伸長していることが要因。第3四半期以降も堅調な来店客数の推移を見込むとともに、徹底したコストコントロールを含めた各種施策により利益率が上昇する見通しであることから、業績見通しを上方修正したという。