ダイハツデが急反発、コンテナ船向け販売好調で第3四半期は大幅増収増益
ダイハツディーゼル<6023>が急反発し、昨年来高値を更新した。30日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算が、売上高577億8600万円(前年同期比22.3%増)、営業利益21億2800万円(同86.1%増)、純利益26億4500万円(同2.5倍)と大幅な増収増益となったことが好感されている。
コンテナ船向けを中心とした大型機関及びデュアルフューエル機関の販売に加え、ばら積み船やタンカー向けを中心にした中小型機関の販売が好調に推移した。また、舶用機関関連、陸用機関関連ともにメンテナンス需要が引き続き堅調に推移したことや、為替の影響も寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高780億円(前期比8.2%増)、営業利益36億円(同横ばい)、純利益35億円(同18.7%増)の従来見通しを据え置いている。