住友理工が後場急伸、顧客の増産効果で今期業績予想を上方修正
住友理工<5191>が後場に急伸。昨年来高値を更新している。31日正午、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正しており、好感されたようだ。今期の売上高予想を6000億円から6100億円(前期比12.8%増)、最終利益予想を119億円から138億円(同2.1倍)に引き上げた。主要顧客の需要が堅調に推移するなか、顧客の増産による影響や原価低減活動による効果を織り込んだ。4~12月期の売上高は前年同期比15.7%増の4571億2100万円、最終損益は133億8900万円の黒字(前年同期は25億2900万円の赤字)だった。