第一三共が後場プラスに転じる、24年3月期業績及び配当予想を上方修正

材料
2024年1月31日 14時15分

第一三共<4568>が後場プラスに転じている。午後1時ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆5500億円から1兆5800億円(前期比23.6%増)へ、営業利益を1500億円から2000億円(同65.9%増)へ、純利益を1350億円から1750億円(同60.3%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を20円から30円へ引き上げたことが好感されている。なお、年間配当予想は50円(前期30円)となる。

円安による増収効果に加えて、日本におけるインフルエンザの流行に伴いインフルエンザ治療薬イナビルの売り上げが増えたほか、新型コロナウイルスワクチン・ダイチロナの供給などを反映させた。また、ノバルティス<NVS>からプレキシコンに対する米国特許侵害訴訟の和解金を受領したことなども織り込んだ。

同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)決算は、売上高1兆1732億円(前年同期比23.7%増)、営業利益1945億5100万円(同53.0%増)、純利益1635億6400万円(同88.7%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.