一工薬はS高、足もと業績改善を好感
第一工業製薬<4461>がストップ高。30日取引終了後に発表した23年4~12月期決算は、売上高が前年同期比7.1%減の456億3400万円、最終損益が前年同期実績(3億9500万円の赤字)から2億9900万円の黒字に転換して着地した。
最終損益は4~9月期(上期)時点で赤字だったものの、直近10~12月期に大幅な黒字を計上。半導体やディスプレイ関連の市況回復が追い風となったほか、価格転嫁や経費削減の取り組みが奏功した。足もとの業績改善を好感した買いが流入している。