オエノンHD、コスト低下や税費用減で23年12月期純利益予想を増額
オエノンホールディングス<2533>はこの日の取引終了後、23年12月期連結業績予想の修正を発表した。売上高を855億円から850億円(前の期比4.8%増)へ引き下げた一方、純利益を22億円から34億円(前の期比12億5700万円の赤字)へ大幅増額した。
市場競争の激化で甲類焼酎やチューハイの売り上げが想定より伸びなかった。ただ、原料購入単価やエネルギーコストの低下などにより利益率が上昇。繰延税金資産の計上に伴う税金費用の減少も寄与し、純利益は大きく押し上げられる見込みとなった。