ハネウェルが決算受け下落 予想下回る売上高見通しを示す=米国株個別

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2024年2月2日 0時32分

(NY時間10:21)(日本時間00:21)

ハネウェル<HON> 193.30(-8.96 -4.43%)

コングロマリットのハネウェル<HON>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想範囲内だったものの、売上高が予想を下回った。ガイダンスも公表し、第1四半期、通期とも予想を下回る売上高見通しを示している。

第4四半期の売上高は航空宇宙部門が15%増となったものの、ビル用防火・セキュリティ製品や倉庫ソリューションの部門が減収となった。

カプールCEOは「オートメーション、航空、エネルギー転換の各分野の需要にけん引され、売上高と利益の成長を加速させる好位置にある」と述べた。

同社はまた、アダムチク会長が退任することから、カプールCEOが6月に会長職も兼務する人事を発表した。

(10-12月・第4四半期)

・1株利益(調整後):2.60ドル(予想:2.59ドル)

・売上高:94.4億ドル(予想:97.0億ドル)

航空宇宙:36.7億ドル(予想:37.1億ドル)

素材&テクノロジー:30.3億ドル(予想:31.1億ドル)

建設:15.0億ドル(予想:15.4億ドル)

安全・生産性:12.3億ドル(予想:13.2億ドル)

・既存事業売上高:+2%(予想:+5%)

・FCF:25.9億ドル(予想:23.1億ドル)

(1-3月・第1四半期見通し)

・1株利益(調整後):2.12~2.22ドル(予想:2.24ドル)

・売上高:89~92億ドル(予想:92.5億ドル)

(通期見通し)

・1株利益(調整後):9.80~10.10ドル(予想:9.96ドル)

・売上高:381~389億ドル(予想:390.1億ドル)

・既存事業売上高:4~6%(予想:+5.5%)

・FCF:56~60億ドル(予想:58.6億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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