京セラは続落、半導体・情報通信関連市場の回復遅れで今期業績予想を下方修正
京セラ<6971>は続落している。1日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。今期の売上高予想を2兆500億円から2兆円(前期比1.3%減)、最終利益予想を1230億円から1000億円(同21.9%減)に引き下げており、嫌気されたようだ。
半導体関連や情報通信関連市場の回復遅れの影響により、4~12月期の連結業績が想定を下回った。4~12月期の売上高は前年同期比2.2%減の1兆4926億7200万円、最終利益は同23.9%減の903億6600万円だった。