メタが決算受け20%の大幅高 初の四半期配当を発表=米国株個別

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2024年2月3日 0時06分

(NY時間09:56)(日本時間23:56)

メタ<META> 475.39(+80.61 +20.42%)

メタ・プラットフォームズ<META>が20%の大幅高。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表。1株利益、売上高とも予想を上回った。広告収入が予想を上回り、第1四半期の売上高見通しも予想を上回った。また、同社は自社株買いプログラムを500億ドル増額したほか、初の1株0.50ドルの四半期配当を発表した。

ザッカーバーグCEOは「われわれのコミュニティーとビジネスは成長を続けており、順調な四半期だった」とし、「AIとメタバースを発展させるというビジョンは大きく前進した」と説明した。

同社は今年の多額の設備投資計画を示したほか、最も収益性の高い10―12月期の売上高を世界経済の不透明性が圧迫する恐れがあると幹部が警告していた。ただ、決算は予想外に好調な内容を発表している。

アナリストは「業績とガイダンスは予想を大幅に上回った。同社の強固な生成AIのパイプラインが立ち上がり始める一方で、堅実な取り組み、より速い成長、資本構造の効率化が今後の見通しを改善させる」と述べている。

(10-12月・第4四半期)

・1株利益:5.33ドル(予想:4.91ドル)

・売上高:401.1億ドル(予想:390.1億ドル)

広告収入:387.1億ドル(予想:378.1億ドル)

・営業利益率:41%(予想:39.5%)

・フェイスブック月間アクティブユーザー:30.7億人(予想:30.6億人)

・フェイスブック1日アクティブユーザー:21.1億人(予想:20.7億人)

・広告インプレッション数:+21%(予想:+24.6%)

・平均広告単価:+2%(予想:-4.1%)

(1-3月・第1四半期見通し)

・売上高:345~370億ドル(予想:336.4億ドル)

(通期見通し)

・総費用:940~990億ドル(予想:964億ドル)

・設備投資:300~370億ドル(従来:300~350億ドル)(予想:334億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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