バイデン大統領、3月11日に2025会計年度の予算案を議会に提出へ
バイデン大統領は、3月7日に予定されている一般教書演説の数日後の3月11日に2025会計年度の予算案を議会に提出する。ブルームバーグがホワイトハウスの話として伝えた。大統領が提出する予算案は、3月1日と3月8日のつなぎ予算の締め切り、そして一般教書演説に続くものである。議会は5カ月以上遅れている今年の政府予算案を完成させるために奔走し、その後すぐに2025会計年度の交渉に入ることになる。
大統領の予算要求には、メディケアの支払い能力を延長するために高額所得者に増税するという昨年の提案のように、野心的で大局的な提案が盛り込まれることが多い。また、各省庁による具体的で細かな要求も含まれており、それが今年の残りの議会交渉に反映される。
議員たちはすでに、大統領選期間中の政治的駆け引きと相まって、9月30日の期限を前に予算案を大きく進展させることは難しいだろうと認めている。予算案の提出期限は厳密には2月の第1月曜日だが、大統領がこの期限を守ることは近年ほとんどない。