2月2日のNY為替概況
2日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円56銭から148円58銭まで上昇し、引けた。
米1月雇用統計で失業率が予想を下回り、非農業部門雇用者数が12月から鈍化予想に反して拡大し伸びが1年ぶり最大を記録、さらに、平均時給の伸びも予想を上回り労働市場の強さが証明されたほか、ミシガン大消費者信頼感指数では消費の底堅さや米連邦準備制度理事会(FRB)が注目している同指数の長期期待インフレ率が予想を上回ったため早期利下げ観測が大幅後退。米長期金利上昇に連れドル買いが加速した。
ユーロ・ドルは1.0887ドルから1.0780ドルまで下落し、引けた。
ユーロ・円は159円49銭から160円26銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2770ドルから1.2614ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8556フランから0.8681フランまで上昇した。
[経済指標]
・米・1月失業率:3.7%(予想:3.8%、12月:3.7%)
・米・1月非農業部門雇用者数:+35.3万人(予想:+18.5万人、12月:+33.3万人←+21.4万人)
・米・1月平均時給:前年比+4.5%(予想:+4.1%、12月:+4.3%←+4.1%)
・米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:79(予想:78.9、速報値:78.8)
・米・1月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.9%(予想:2.9%、速報値:2.9%)
・米・1月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:2.9%(予想:2.8%、速報値:2.8%)
・米・12月製造業受注:前月比+0.2%(予想:+0.2%、11月:+2.6%)
・米・12月耐久財受注改定値:前月比0%(予想:0.0%、速報値:0.0%)
・米・12月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.5%(予想:+0.6%、速報値:+0.6%)
・米・12月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比0%(速報値:+0.1%)
《KY》