百十四がマド開け急反発、今期業績・配当予想引き上げをポジティブ視
百十四銀行<8386>が3日ぶりに急反発。マドを開けて上伸している。前週末2日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想と配当予想を見直した。今期の純利益の見通しを65億円から75億円(前期比18.2%減)に引き上げたほか、年間配当予想は10円増額して45円(前期比5円増配)に修正しており、ポジティブ視されたようだ。
外国為替売買益や金融派生商品収益が想定を上回る見込みとなった。与信費用が計画を下回る見通しとなったことも寄与する。4~12月期の純利益は前年同期比0.3%増の70億500万円となった。