JMDCは反落、第3四半期営業利益41%増も織り込み済み
JMDC<4483>は反落している。前週末2日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算は、売上高222億8100万円(前年同期比14.0%増)、営業利益56億6700万円(同40.7%増)、純利益39億7700万円(同49.8%増)と大幅増益となったものの、株価に織り込み済みとの見方が強いようだ。
主力のヘルスビッグデータ事業で取引先健康保険組合数、利活用先である製薬企業及び保険会社の1顧客あたりの年間取引額がそれぞれ伸長したことが牽引役となった。また、遠隔医療事業で遠隔読影サービスを利用する医療機関数が拡大したことも寄与した。
なお、24年3月期通期業績予想は、売上高330億円(前期比18.7%増)、営業利益88億円(同48.5%増)、純利益65億円(同52.3%増)の従来見通しを据え置いている。