MCJは3連騰、24年3月期利益及び配当予想を上方修正
MCJ<6670>は3連騰し実質上場来高値を更新している。5日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を143億円から167億円(前期比16.6%増)へ、純利益を101億円から119億円(同23.9%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を34円から57円(普通配当37円、記念配当20円)へ引き上げたことを好感した買いが入っている。
国内パソコン関連事業は急激な円安傾向などに伴う原材料・部材価格高騰や軟調な国内パソコン需要を受けて低調な事業環境が継続しており、売上高は1946億円から1850億円(同3.2%減)へ下方修正した。ただ、海外パソコン関連事業が想定を上回って好調な推移となっていることが利益を押し上げる。
なお、同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)決算は、売上高1347億4000万円(前年同期比4.9%減)、営業利益130億8100万円(同23.7%増)、純利益96億3200万円(同32.2%増)だった。