今日の為替市場ポイント:米国株高を受けてドルは下げ渋る可能性

通貨
2024年2月7日 8時52分

6日のドル・円は、東京市場では148円78銭から148円36銭まで下落。欧米市場では148円79銭から147円83銭まで反落し、147円90銭で取引終了。本日7日のドル・円は主に148円を挟んだ水準で推移か。米国株高を受けてドルは下げ渋る可能性がある。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が6日発表した2024年の国内原油生産増加幅見通しは日量17万バレルで、従来予想の29万バレルから下方修正された。月間生産量では2023年12月は1330万バレルと過去最高を記録したが、今年1月は主要産地の施設が閉鎖された影響で1260万バレルまで減少。今後の生産量はやや減少する流れが続き、昨年12月の過去最高を超えるのは2025年2月以降になる見込み。米国の石油消費は2024年が2040万バレル、2025年は2050万バレルと予想されている。そのため、今年半ば以降は在庫増加に伴って原油価格は緩やかに下落する可能性があると見ている。原油価格が大幅に上昇する可能性は低いことから、米金融政策に与える影響については限定的との見方が多いようだ。

《CS》

提供:フィスコ

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