シャープは大幅続落、ディスプレー市況厳しく24年3月期業績予想を下方修正
シャープ<6753>が大幅に続落している。同社は6日取引終了後、24年3月期通期の連結業績予想を修正。経常損益の見通しを従来の390億円の黒字から40億円の黒字(前期は304億8700万円の赤字)に引き下げたことが嫌気されているようだ。
売上高の見通しも2兆5600億円から2兆3500億円(前期比7.8%減)に下方修正。デバイス事業でスマートフォン向けやパソコン・タブレット向けの需要回復が遅れるなど、中小型ディスプレーの市況が厳しいことが主な要因だとしている。