椿本チが急反発し18年10月以来の高値圏、今期は営業増益予想に修正し配当予想増額
椿本チエイン<6371>が急反発。2018年10月以来の高値圏で推移している。6日の取引終了後、24年3月期の連結業績と配当予想の修正を発表。営業利益の見通しを161億円から190億円(前期比0.1%増)に引き上げた。減益予想から一転、微増益を計画するほか、年間配当予想を30円増額して160円(同30円増配)に見直しており、売り方の買い戻しを誘う形となったようだ。
今期の売上高の見通しは2630億円から2670億円(同6.1%増)に修正した。為替が想定よりも円安で推移していることに加え、4~12月期の業績や足もとの業況を踏まえ、業績予想を見直した。4~12月期の売上高は前年同期比7.6%増の1968億600万円、営業利益は同4.0%増の143億4900万円だった。