メイコーが大幅に4日続伸、車載向け好調で10~12月期経常益4.7倍・配当予想増額
メイコー<6787>が大幅に4日続伸し、昨年来高値を更新した。6日の取引終了後に配当予想の増額修正を発表した。年間配当予想はこれまでの見通しから2円増額して57円(前期比2円増配)とした。あわせて発表した24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比6.6%増の1335億3400万円、経常利益は同4.2%増の97億7900万円と増収増益。直近3カ月間の10~12月では経常利益は4.7倍と大幅増益となった。増配と業況を評価した投資家の買いが集まったようだ。
4~12月期においては、車載向け基板の受注と販売が好調に推移した。スマートフォン向けはハイエンドモデル向けビルドアップ基板やフレキシブル基板の受注拡大に努め、収益性が高まりつつあるという。EMS事業も堅調に推移した。