ソフトバンクGの上値追い鮮烈、英アーム株の急騰受けて資金流入
ソフトバンクグループ<9984>が7000円の大台に乗せて急伸している。同社傘下の英半導体設計大手アーム・ホールディングス<ARM>が米国時間7日の取引終了後に10~12月期決算を発表した。売上高は前年同期比14%増の8億2400万ドル、純利益は同52%減の8700万ドルとなった。増収減益となったが、売上高と1株利益は市場予想を上回った。24年1~3月期の売上高と1株利益の見通しもそれぞれ市場のコンセンサスを上回る水準となり、アーム株は時間外取引で急騰した。ソフトバンクGに対しては、収益・財務面でのポジティブな影響を期待した買いが集まったようだ。ソフトバンクGは日本時間8日引け後に決算を発表する。