ヨコオは後場上げ幅を拡大、車載アンテナなど伸長し24年3月期業績予想を上方修正
ヨコオ<6800>は後場上げ幅を拡大している。正午ごろ、24年3月期の連結業績予想について、売上高を750億円から760億円(前期比2.5%減)へ、営業利益を2億円から10億円(同78.9%減)へ、純利益を7億5000万円から14億円(同55.5%減)へ上方修正したことが好感されている。
車載アンテナをはじめとするVCCS事業や、半導体検査用ソケット及びプローブカードなどCTC事業、電子機器用微細コネクタなどFC・MD事業で増益が見込まれることが要因としている。また、為替差益を計上する見通しであることも織り込んだ。
同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)決算は、売上高571億400万円(前年同期比5.3%減)、営業利益7億4700万円(同85.3%減)、純利益9億6300万円(同78.2%減)だった。