新日空調が上げ幅を拡大、第3四半期営業利益32%増
新日本空調<1952>が後場上げ幅を拡大している。午後1時30分ごろに発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算が、売上高856億2600万円(前年同期比18.3%増)、営業利益50億6900万円(同32.2%増)、純利益40億7300万円(同32.3%増)と大幅増益となったことが好感されている。
都心を中心とした再開発事業や製造業の設備投資が引き続き堅調に推移しており、新築分野が保健・産業案件ともに増加した。人的資本への積極投資などで販管費は増加したものの、施工効率化などの取り組みにより完工粗利益率が改善されたことも寄与した。
24年3月期通期業績予想は、売上高1230億円(前期比9.6%増)、営業利益77億円(同8.1%増)、純利益57億円(同1.8%増)の従来見通しを据え置いている。