カンロが後場急動意、24年12月期は増収増益で14円増配見通し
カンロ<2216>が後場急動意している。午後1時30分ごろに発表した24年12月期連結業績予想で、売上高303億円(前期比4.4%増)、営業利益34億5000万円(同1.8%増)、純利益25億円(同1.5%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を前期比14円増の72円としたことが好感されている。
飴(ハードキャンディ)やグミで既存主力ブランドのシェア拡大を図るとともに、Z世代向けや生活者ニーズに対応した商品開発で売上高の伸長を狙う。また、2月出荷分から一部商品の価格改定や内容量の変更を実施することも寄与する見通しだ。
なお、23年12月期決算は、売上高290億1500万円(前の期比15.5%増)、営業利益33億8800万円(同75.3%増)、純利益24億6200万円(同82.9%増)だった。