ニーズウェルに投資資金集中、10~12月期営業46%増益でプライム上場維持に向けた経営政策にも期待感
ニーズウェル<3992>に投資資金が集中、カイ気配スタートで上値のフシとなっていた800円ラインを突破し、一時100円高の889円まで駆け上がる場面があった。8日取引終了後に発表した24年9月期第1四半期(23年10~12月)決算は営業利益が前年同期比46%増の3億4800万円と大幅な伸びを達成、これを評価する形で買いを呼び込んでいる。システム開発及びソリューションを手掛け、金融や情報サービス企業などを主要顧客に需要を取り込んでいる。また、プライム上場で求められる「流通株式時価総額100億円以上」の基準をクリアすることを目指し、企業価値向上を目的に前向きな経営政策推進を標榜していることで、企業体質向上に向けた期待感も株価の刺激材料となっている。