日産自は大幅安、中国苦戦で10~12月期経常益31%減
日産自動車<7201>が大幅安となっている。同社は8日取引終了後、24年3月期第3四半期累計(23年4~12月)の連結経常利益が前年同期比42.0%増の5401億円になったと発表。ただ、10~12月期に限れば前年同期比30.5%減の1274億円にとどまったことがネガティブ視されているようだ。
売上高は第3四半期累計が同22.3%増の9兆1714億円、10~12月期が同9.5%増の3兆1081億円となった。国内や北米などでの販売は堅調だった一方、中国での苦戦が重荷となっている。なお、通期業績予想については従来見通しを据え置いているが、世界販売台数の見通しは従来の370万台から355万台に引き下げている。